ミツマタ
くじゅう花公園でみました。
「ミツマタ」はジンチョウゲ科。ミツマタ属。原産地は中国です。
樹高1m~2mで冬に葉を落とす落葉性の樹木です。中国原産で日本には1600年頃の慶長年間に紙をつくる材料として渡来したと言う記録が残っていますが、万葉集に「サキクサ(三枝)」の名前で詠まれているものがミツマタを指し、すでにその頃(8世紀後半)には日本で見ることができたという説もあります。
また、四国や九州の山野では半ば野生化したものもみられます。枝が3本ずつ出て三つ叉に分かれるところから「ミツマタ」と言いますが、見た目そのままで非常に説得力があり覚えやすい名前だと思います。
早春になると枝先に小さな花がまとまって半球状に咲きます。花は下向きに咲きちっちゃな蜂の巣のような雰囲気もあります。花は外側が白色で内側が黄色になりますが、内側が赤くなるアカバナミツマタという種類もあります。花はよい香りがします。
「ヤサシイエンゲイより一部引用しました。」
関連記事