アネモネ
散歩中に偶然みました。
「アネモネ」はキンポウゲ亜科。アネモネ属。
アネモネは、約120種が世界の温帯地域、特にユーラシア大陸に多く分布する球根植物です。
Anemoneという属名は、ギリシャ語で「風」を意味する「anemos」に由来し、英名も、wind flowerです。これらの名前の由来は風に揺れてる可憐な花から、 と言いたいところですがそうではなく、アネモネの種が長い毛を持ち、風によって運ばれることに因んでいます。ちなみに、アネモネには花弁がありません。 可憐な花びらは、本当の花弁ではなく萼片が花弁状となったものなのです。
和名は、我が国に自生する種の一つをとってイチリンソウ属といいます。
アネモネは、最初、自生地の一つであるパレスチナから十字軍の土産としてヨーロッパに導入されました。その後、15~18世紀にかけてイギリスとオランダで盛んに育種が行われ、 八重咲きなどの多くの品種が作り出されました。
アネモネの仲間より引用しました。
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