ゲンペイカズラ
大分市の佐野植物公園温室で見ました。
「ゲンペイカズラ」はクマツヅラ科。クレロデンドロン(クサギ)属。
ゲンペイカズラはゲンペイクサギとも呼ばれ、日本に自生するクサギ(臭木)の仲間で、明治時代に渡来したアフリカ原産の
常緑つる性小低木だという。花は白色の萼と鮮やかな紅色の花弁からなるが、そのコントラストと花数の多さ、鉢で管理
できる手軽さから人気があるという。
和名のゲンペイは、白色の萼を源氏の白旗に、紅色の花弁を平家の赤旗にみたてたものだという。カズラは山野に自生
するつる性植物のクズ(クズカズラともいう)に、クサギは葉の臭気に由来するという。
ゲンペイカズラは園芸店などで鉢植えとして出回っていて、草丈は10~30センチのものが多いようだ。よく分枝し、新しい
枝先に多数の花をつける。花は白色の萼と紅色の花弁からなり、萼は五角錐を膨らませたような袋状で、長さが2センチ
ほどになると、先が5裂し、中に赤いつぼみが見える。やがて、つぼみは萼の外に出て、ほぼ平に開く。花弁は直径約1.5
センチで、5裂し、中心から長さ2~3センチの雄しべ4個と雌しべ1個を伸ばす。
ゲンペイカズラより引用しました。
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