2009年04月24日
オキナグサ
くじゅう花公園でみました。
「オキナグサ」はキンポウゲ科。オキナグサ属。
春になると、冬枯れした葉の中心から白い毛に覆われた数枚の若葉と花茎を伸ばし始めます。花茎の先には1個の蕾が掌状に深裂した総苞葉に包まれるように付いています。花茎が10cm位になると蕾が開き始めます。蕾が開き始めると、蕾と総苞葉との間が急速に曲がって伸び、2~3日後には下向きに開花します。花は暗赤紫色をしていますが、花弁のように見えるのは正確にはがく(萼)片です。オキナグサの仲間には花弁がなく、花弁状の萼片6枚の中に多数の雄しべと多数の雌しべとが詰まっています。
オキナグサの花は天気のよい日中だけ開きますが、雨天や夜間には閉じてしまいます。数日間開閉を続けると花柄は再び真上に向いてどんどん伸長を始めます。花茎の高さが30cm前後になると、花弁状の萼片は脱落し銀色に光る約300本の雌しべが伸びてきます。開花後約一ヶ月で長さは3~4cmに達し大きな毛玉を作ります。
花が下向きに開閉している期間に雌しべが受粉するのですが、この期間に雨天が続くと受粉ができず、雌しべが伸びないままに花茎が枯れてしまいます。
果実が熟す頃には葉も大きくなり、2回羽状に分裂し長さも10~20cmになっています。
1株から出る花茎の数は年々多くなり、数年で10数本から数10本、時には100本以上にもなります。
白い綿毛を付けた直径6cm前後の玉が立ち並ぶ異様な光景は素晴しく、オキナグサの名前は、白髪頭の老人を連想させるところから「翁草」と名付けられたものです。中国でもオキナグサのことを「白頭翁」と呼んでいますが、誰が考えるのも一緒のようです。ただ、中国で「白頭翁」と呼んでいるオキナグサは、日本のオキナグサとは少し違う種類で日本名をヒロハオキナグサと呼ぶ日本に無い種類です。日本と同じ種類のオキナグサは「朝鮮白頭翁」と呼んでいるそうです。
{幻の花”オキナグサ”を育てようから一部引用しました。}

「オキナグサ」はキンポウゲ科。オキナグサ属。
春になると、冬枯れした葉の中心から白い毛に覆われた数枚の若葉と花茎を伸ばし始めます。花茎の先には1個の蕾が掌状に深裂した総苞葉に包まれるように付いています。花茎が10cm位になると蕾が開き始めます。蕾が開き始めると、蕾と総苞葉との間が急速に曲がって伸び、2~3日後には下向きに開花します。花は暗赤紫色をしていますが、花弁のように見えるのは正確にはがく(萼)片です。オキナグサの仲間には花弁がなく、花弁状の萼片6枚の中に多数の雄しべと多数の雌しべとが詰まっています。
オキナグサの花は天気のよい日中だけ開きますが、雨天や夜間には閉じてしまいます。数日間開閉を続けると花柄は再び真上に向いてどんどん伸長を始めます。花茎の高さが30cm前後になると、花弁状の萼片は脱落し銀色に光る約300本の雌しべが伸びてきます。開花後約一ヶ月で長さは3~4cmに達し大きな毛玉を作ります。
花が下向きに開閉している期間に雌しべが受粉するのですが、この期間に雨天が続くと受粉ができず、雌しべが伸びないままに花茎が枯れてしまいます。
果実が熟す頃には葉も大きくなり、2回羽状に分裂し長さも10~20cmになっています。
1株から出る花茎の数は年々多くなり、数年で10数本から数10本、時には100本以上にもなります。
白い綿毛を付けた直径6cm前後の玉が立ち並ぶ異様な光景は素晴しく、オキナグサの名前は、白髪頭の老人を連想させるところから「翁草」と名付けられたものです。中国でもオキナグサのことを「白頭翁」と呼んでいますが、誰が考えるのも一緒のようです。ただ、中国で「白頭翁」と呼んでいるオキナグサは、日本のオキナグサとは少し違う種類で日本名をヒロハオキナグサと呼ぶ日本に無い種類です。日本と同じ種類のオキナグサは「朝鮮白頭翁」と呼んでいるそうです。
{幻の花”オキナグサ”を育てようから一部引用しました。}
Posted by ひろぼう at
07:08
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